※ 項目1の標的厚に関する推定は主に非核ユーザーを対象としています。
これらの計算についてはユーザー個々で計算される場合も多いと思いますので、
その場合はご自分で計算された値を用いてください。
- 最大収量を与える RIPS標準標的の厚さの推定
標準的なパラメータで RIB を生成する場合に、
最大収量の2次ビームを与えるRIPS 所持の Be ラダー標的、
及び円盤型回転炭素 (graphite) 標的の厚さを推定します。
標的での発生熱量も推定しますので、両者の選択の際、参考にして下さい。
- 注1)独自の標的を利用したり、
二次ビーム生成で工夫が必要な場合など、
上記目的に適さない場合には、
この計算結果が最適でないことがあります。
- 注2)一次ビームが大強度で、標的を融解する恐れがある場合には、
回転標的システムを利用して下さい
(利用に際しては RIPS 担当者にコンタクトをとって下さい)。
回転標的に関しても当プログラムは目安になる厚さを決めます。
1次ビーム,2次ビームの以下のパラメータを入力してください
1次ビームの停止位置の決定
RIPS で1次ビームを停止すべき箇所は
(a) D1 チャンバー内ビームダンパー
(b) D1 出口スリット
(c) F1スリット
の三ヶ所です
(ただし、ビームスインガーを用いる場合は F0-4方向スリットでも停止可)。
ここでは標的通過後の1次ビームと2次ビームの B&rho (磁場剛性)の差を計算し、
その差から (a), (b), (c) を決定します。また、(a) の場合、
発生熱量とビームダンパーの冷却能力も比較します。
- 注1)標的通過後、計算で最大収量を与える荷数について、
1次及び2次ビームの B&rho を計算しております。
より詳細な検討による 他 B&rho 値を用いる場合や、
別の荷数を選別して実験する際は、
適切な B&rho に換算してご利用下さい。
- 注2)荷数分布は飽くまでもモデルに基づく計算ですので、
より詳細な検討には当プログラム計算結果が妥当でない場合があります。
- 注3)停止箇所が (c) F1スリット、の場合、
Al板を取り付けるなどして、
スリットをむやみに放射化させないよう注意して下さい。
1次ビーム,2次ビームの以下のパラメータを入力してください